年末のご挨拶と創業10周年の御礼

大変ご無沙汰の投稿となります。ジャパンナーサリーサービス株式会社 代表の斉藤重仁です。

2024年も大変お世話になりました。今回、普段よりお世話になっている皆さまに、少し早いですが年末のご挨拶をさせていただきます。

当社は、2024年12月25日に創業10周年を迎えることになりますが、この厳しい時代に10年もの間事業継続ができるのは、月並みですが、当社の事業である保育、人材紹介、不動産仲介、高齢者向け配食サービスの各種サービスをご利用いただいている皆さま、ステークホルダーの方々のご贔屓、ご支援の賜物であると強く思っています。心より厚く御礼申し上げます。

そして、常日頃より、お客さまにそのサービスをきちんと提供してくれている従業員の皆さんにもこの場を借りて御礼申し上げます。いつも本当にありがとうございます。

当社は、世田谷区尾山台駅近くの50㎡のマンションの一室でスタートした認可外の保育施設を皮切りに、現在は、上記の4本の事業の柱ができるまでの企業に成長させていただきましたが、その10年という期間は、まさに「光陰矢の如し」であったと言っても過言ではありません。

この10年で、4年に一度開催の夏のオリンピックが東京での開催含めて3回もあったんですよね…普通に時間の長さを感じるはずですが、なぜか全くその感覚がありません。10年、遮二無二に動いてきたからかもしれません。

よく巷では、企業の10年生存率は3割にも満たないと言われており(特に中小企業)、ベンチャー企業となると3割どころか1割にも満たないとコメントしているコラムも散見します。

しかも、これが20年後となると、なんと0.3%になるとも記載されていました。

これは、仮に100社が創業したら、20年後には1社も残っていなくて、1000社創業したとして、わずか3社だけが残っているレベルであるということです。

不動産の世界では「ブツ(情報)が成約となるのは1000案件につき3案件(せんみつ)」とよく言われますが、その確率と同じレベルなんだと聞くと、10年でも大変なのに、企業が20年生き残っていくなんてものすごく大変なことなんだなと驚愕します。

またそのコラムには、こうも記載されていました。

起業・創業の際には、「最初の10人のお客さま」に対する対応がとても重要であり、その10人のお客さまに対しては、徹底的にコミュニケーションをとり「お客さまの求める真のニーズは何か?」を追求していくことが重要である。

その追求の繰り返しによって、お客さまから本当の満足を得られると、それがお客さまの「声」となり、そして「口コミ」という評価になり、その「口コミ」が企業を支える土台になるだけでなく、自分たちが黙っていても「口コミ」が勝手に集客をしてくれる。

振り返ってみると、スタートアップ時の保育園では、現統括園長の暁子先生を筆頭に、スタッフ全員が、定員15名の園児たちに「もうひとつのおうち」をスローガンに最大級の愛情を注いだ保育をしていました。

こちらに統括園長の保育への想いが記載されています

園児の保護者には、登園時、退園時、またその他の時間でも積極的にコミュニケーションをとる事を凡事徹底するだけでなく、プラスで痒いところにも手が届かせるくらいの「お客さまの求める真のニーズ」を追求していたと思います。

その結果として、多数の高評価の「口コミ」をいただくことにより、保護者からお友達、知人さんへの紹介→紹介→紹介が重なり、これまで安定的に運営をさせていただけていると思います。

何事も0から1を作り出す事、ゼロワン(0→1)が大変ですが、その1ができてしまえば、不思議なもので自然と2となり、4となり、8となりで倍々感覚でどんどん成長していきますよね。

そのゼロからの「最初の10人のお客さま」への想い・姿勢が、顧客満足度の高評価につながり、0が→1になるだけでなく、その後も口コミ中心で、1→2→4→8→→→となって現在に至っており、その結果として今の当社があるのかなと思います。

繰り返しとなりますが、10年という長い期間において、当社をご贔屓、ご愛顧いただき本当にありがとうございます。

なかなかハードルは高いとは思いますが、20年後の3/1000社になれるように(笑)引き続き日々精進して参りますので、今後もご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

余談ですが、本年10月9日には、自身と妻の結婚30周年も無事に迎えることができました。いわゆる「真珠婚式」で、こちらも相当長い期間ですが、10周年同様に「光陰矢の如し」でした(笑)

最後になりますが、寒気いよいよ厳しき折、皆様におかれましては、ご自愛のうえ、良いお年をお迎えください。

ジャパンナーサリーサービス株式会社 代表取締役 斉藤 重仁(SHIGEHITO SAITO)